　なぜ「個人旅行」向きか・・・？

１．パターン化されたパッケージツアーばかり
　　決して大きくない国土のニュージーランドの旅行で、時間とコストが限られた
　パッケージツアーでは、行き先、滞在先、回り方、時間の使い方など、パターン
　化されたものがほとんど。いろいろな旅行社がありますが、内容はどこも大して
　変わりません。旅行社の都合に旅行者が振り回される現実も否めないでしょう。

２．ツアーは格安にならず、むしろ割高になるものが多い
　　これは、日本発のパッケージツアーではなく、ニュージーランド現地ツアーのお話。
　　旅行者の絶対数が少ないニュージーランドの現地ツアーは、２名からの催行がほとんど。ということは、２名からでも旅行社は利益が
　出るので、どうしても一人あたりの料金が高くなってしまいます。ツアーは安いという、国内旅行バスツアー感覚ではえらい目にあって
　しまいます。アクティビティやトレッキングガイドなどの特殊なツアーは除き、足さえあれば自分で行けるところへは、自分で行くのが
　ベターでしょう。

３．ホテルよりもモーテルなどの方が質が高い
　　どういうわけか、団体旅行で使うような大きなホテルは、この国ではあまりレベルが高くありません。これもやはり個人旅行がメインの
　ニュージーランドだからなのでしょうか？むしろ、個人旅行向きのモーテルやブティックホテル（日本人が抱くいやらしさは全くありま
　せん）　Ｂ＆Ｂなどに質の高いものが揃っています。特にモーテルなどは、日本のビジネスホテル並みの料金で、豪華スイートルーム
　のようなものも珍しくありません。

４．レンタカーで旅行しやすい
　海外では珍しく、左側通行、右ハンドル、Ｋｍ表示なので、日本での運転感覚とさほど変わりません。しかもレンタカーはほとんど日本車。
　街から一歩出ると、信号もほとんどなく、渋滞も全くありません。運転に自身のある方でしたら、レンタカーで自由気ままに旅行されることを
　お勧めします。

５。アクティビティしてこそのニュージーランド旅行
　バンジージャンプやジェットボート、スカイダイビングなどの絶叫系や、シーカヤック、氷河トレッキングなどの自然系。はたまた乗馬や気球
ファームステイなどの和み系など、様々なアクティビティを楽しめるのがニュージーランド。世界一のアクティビィティ王国と言っても過言では
ありません。何か体験することで、その国のよさを痛感できるのがニュージーランドの特徴です。
　残念ながら、パッケージツアーでは、観光地めぐりのバスツアーの様相を否定することはできません。行程や時間的に見ても厳しいものが
多いのが現実です。