行き方
基点となる大都市はネルソン。まずはここへ足を運びましょう。エイベル・タズマンだけでなく、 ゴールデンベイ方面への情報も全てここで整います。
エイベル・タズマンへの玄関口は、モツエカ、カイテリテリ、マラハウ。国道沿いのモツエカでは、食料などある程度の必要なものは揃います。
日帰りハイキングで、レンタカーなどの足がある人は、カイテリテリかマラハウの駐車場に車を停めて、水上タクシーを使うのが良いでしょう。
トラックへの足となる、水上タクシーはカイテリテリとマラハウから各社出ています。その他、トタラヌイ、トラック北端のワイヌイ・ベイからはバスもありますが、本数が少なく、水上タクシーの方が利用価値が高いです。
水上タクシー各社サイトはこちら
Abel Tasman Water Taxi, Abel Tasman Sea Shuttle,
Wilsons Water Taxi, Marahau Water Taxis
バス会社のサイトはこちら
歩き方
ハット、キャンプ場
所要時間
エメラルドグリーンに輝く海と、黄金色の砂浜、熱帯と思わせんばかりの、木性シダの群生。登山や里山ハイキングだけが、ニュージーランド・トランピングではないと、教えてくれるのが、エイベル・タズマン国立公園です。
グレートウォークスに数えられ、ニュージーランドの国立公園で最も観光客が集まるところとしても知られていますが、日本人観光客はとても少ないところです。
歩くこと以上に、「歩きながら大自然から感じる雰囲気を楽しむ」トランピングを楽しみましょう!!
「歩き」ということだけに的を絞って行動すると、この国立公園での楽しみは半減?というのが僕の意見です。もちろん南端のマラハウから、北端のワイヌイ・ベイまで走破するのもいいですが、シーカヤックをしたり、ビーチでのんびり過したり、キャンプを楽しんだりする時間を組み込むのがオススメ。約50km完歩の達成感を味わいたいのなら、他のトラックへ行ったほうがよいでしょう。実際ウォーキングトラックなので、全行程を歩くと飽きてしまいます。
このトラックをうまく楽しみコツは、いかに上手く水上タクシーを使うか?と言えるかもしれません。ポイントを絞って歩くためには、水上タクシーのスケジュールを把握することが必須です。また、干潮時にしか歩けないエリア(アワロア、オネタフチ・ベイ)があるので、その日の干潮時間をチェックする必要があります。
干潮時間のチェックはこちらへ
アンカレッジ、バーク・ベイ、アワロア、ファリファランギの4ヶ所にDOCのハットがあります。グレートウォークスですので、バックカントリーハットのチケットやアニュアルパスは使えません。設備は整っていますが、調理用コンロ、ヘッドライト等はは必要です。
また、トラックには20ヵ所ものキャンプサイトがあるので、テント派のハイカーにはたまらないエリア。
空情報と予約はDOCのサイトへ(予約にはパスワード発行が必要です)
ハットの料金表はこちらへ
マラハウ〜アンカレッジ: 4時間、 11.5km
アンカレッジ〜バーク・ベイ: 3時間 、9.5km
バーク・ベイ〜アワロア: 4時間、 11.5km
アワロア〜トタラヌイ: 1,5時間、5.5km
トタラヌイ〜ファリファランギ: 3時間、 7.5km
ファリファランギ〜ワイヌイ: 1,5時間、5.5km