
ニュージーランドの最高峰アオラキ・マウントクックを中心とする、アオラキ・
マウントクック国立公園は18座の3000m峰と総面積の70%が雪と氷河で覆われた、南半球のアルプスと呼ぶのにふさわしい山域です。
子供やお年寄り、エキスパートの方まで、どなたにも楽しめるバラエティに富んだトランピングが楽しめます。
行き方
クライストチャーチから約350km(5〜6時間)、クイーンズタウンからは約260km
(4時間)、夏季には路線バス、定期観光バス等がそれぞれ一日1往復しています。
マウントクック村までの国道8号線、80号線はニュージーランドで最も美しいドライブ
ルートのひとつ。クライストチャーチ間位置する、テカポも是非立ち寄ってみましょう。
歩き方
村の中心になっているHermitage HotelやYHAなどのアコモデーションから歩くこと
もできますが、車があれば村から10分程のキャンプグラウンドを基点として歩くのが
良いでしょう。ちなみに徒歩では40分程かかります。
村の中心にDOCがあり、ここでトラックのコンディション、天候などのチェック、また
ミューラー小屋(Mueller Hut)などの予約、その他の小屋やシェルター等の料金も
ここで支払うことができます。
トラックコンディション
年間降雨量が3000〜4000mmといわれる地域ですので、レインウェアは必携で
す。また寒暖の差が激しいところですので、真夏でも防寒が必要になります。
ミューラー小屋やボールパスへのルートは本格的な登山装備が必要。天候不順の時
は留まるのが無難です。
各トラックインフォメーション
フッカーバレートラック(難易度:初級)
氷河が創ったモレーン帯を、誰でも気軽に歩くことの出来るコースは世界でも少ないでしょう。往復3〜4時間(キャンプグラウンドから)。高低差も100m程です。ニュージーランド原生の高山植物たちを観察し、3000m級の雪山と雄大な氷河を眺めながらのトランピング。マウントクックエリアでは一番人気のコース。NZで最も日本人ハイカーを見かけるトラックかもしれません。何を隠そう、このサイト管理人みっちーもここでガイドをしていました。
セアリーターンズからミューラー小屋へ(難易度:中級〜上級)
ケアポイントトラックの途中から一気に500m程直登するルートがセアリーターンズトラック。マウントクック村やフッカーバレートラックとは標高が違いますので、より広い展望が望めます。ちょうど中間のセアリーターンズで引き返すハイカーが多いのですが、体力が続けば、ぜひその先のミューラー小屋まで足を延ばしましょう。
そこからさらに500m程上った尾根線上からの眺めは圧巻のひと言。懸垂氷河を抱いたマウントセフトン(3150m)のそそり立つ大岩壁や、S字にうねったミューラー 氷河の壮大な眺めなど、まさにクライマーだけが踏み入られるような、バックカントリーの世界を体験できるでしょう。
日帰りも可能ですが、天候に恵まれたときには、ぜひこの小屋で1泊すると良いでしょう。すばらしい夕景と神々しく輝く朝焼けは筆舌に尽くしがたい感動を与えてくれるでしょう。
なお、シーズン中はワーデンさんが常駐。水、ガスが備えつけられています。
(ミューラー小屋まで往復:6〜8時間)
ボールパス・クロッシング(難易度:上級)
NZ最大のタズマン氷河の谷から、フッカーバレーへボールパス(峠)を抜ける壮大なルート。僕がNZで歩いた中ではNO1のルートです。どちらかと言うと、マンテニアリングに近いトランピングで、ルートファインディングのテクニックが必須です。真夏でもピッケル、アイゼンなどのギアがあるといいでしょう。パスからはマウントクックが手に届きそうなぐらい近くにそびえ立っています
去る2005年3月に、某社のトランピングツアーで日本人遭難者がでてしまったコースです。軽い気持ちで決して行かないように…。それなりの経験と技術、体力が必要です。
第1ルックアウトからの眺め
セアリーターンズから
ミューラー小屋
ボールパス付近から見えるフッカー氷河
谷を急降下してフッカー氷河湖へ
ケアポイントトラック(難易度:初級)
クライストチャーチから
世界遺産マウントクックへの
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